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【政治】堂々たる政治/与謝野馨

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堂々たる政治 (新潮新書)/与謝野 馨

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2011年1月14日菅再改造内閣発足記念によりタイムリーな与謝野馨の初著書を書評(2008年4月初版)

【要約】

歌人与謝野鉄幹晶子を祖父母に持つ与謝野馨。本日、経済財政政策担当相に就任したわけだが、彼は消費税増税法人税減税を唱えており、日本の財政に関してはっきりとした主張を持っている。

私自信もこの2つの案には賛成であり、非常に楽しみである。

この本では、前半では、小泉内閣安倍内閣を非常に近くいた立場からどんな内閣だったかを語っている。

後半では、自分の生い立ちから政治はどうあるべきかを述べている。

改めて読みなおしたが、なかなかおもしろい内容であった。

小泉元総理の「構造改革」がもたらしたことについて。

小泉元総理の最大の功績は、「構造改革」と繰り返し繰り返し言い続けたことである。

⇒小泉元総理は「責め」の改革を中心に行ってきたのは事実であるが、同時に、「構造改革」と言い続けたことで、国民たちは「国が助けてくれる、なんて甘いことは考えない方がいいな」と人々の「意識を改革」させたことだろうという。

・政治とは「責め」ばかりだけでなく「守り」もしっかりしないといけない。ここでいう「守り」とは立場の弱い人を守る、いわゆるセーフティーネットのことだ。

■先進国の中で一番役人の少ない国

税金の無駄遣いの論議の中に、いつも役人が多すぎる(議員数が多すぎるとか)と取り沙汰されているが、実は先進国の中では一番少ないと与謝野氏はこの本で書いている。

人口1000人あたりの公務員数(国家・地方とも)は。アメリカ73.9人、イギリス97.7人、ドイツ69.6人、フランス95.8人、日本42.2人。また、政府が使っている予算も一人当たりで計算すると先進国の中で最も少ない。

現時点ですでに役人をたくさん抱えているわけでもなければ、予算をガンガン使っているわけでもない。

法人税は、国際社会との横並びでなければ、国の経済の成長を阻んでしまう。日本の法人税が高すぎれば企業は別の国へ逃げ出す。日本企業が競争力を失ってしまえば、国民生活も苦しくなる。

【総合評価】

★★★★☆

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