【仕事術】説得できる文章・表現200の鉄則/日経BP社出版局
【要約】
文章の書き方本
誰もが一度は悩む伝わりやすい文章の書き方が書かれている。
文章の書き方本は、世にたくさんでているが、その中での本書の特徴をあげてみる。
200項目の文章のポイントを1ページごとに書かれていて、自分の弱点だけを読んでも価値がある。
また、いい文章、ダメな文章が比較で書かれているため、どこがよくないかがわかりやすい。
第一章では、「文章全体の構成」から効果的な組み立て方など
第二章では、助詞、助動詞など、伝えたい意図を誤解されないような使い方など
第三章では、できるだけシンプルに簡潔に文章を書くコツなど
第四章では、電子メールを送るときのルールなど
第五章では、Word、Excelで文章を書くときのコツなど
当たり前のこともかかれているが、その当たり前さえできていない人も多いので、このような本で最低限の文章術を身につけるのもいいかも。
特に、うちの会社では報告書で「目的」「結果」などを書くときは「3行以内!!」と言われているので、第三章のような最小限の記述で、過不足なく意図を伝える技術は勉強になる。
昨年は、社内昇進試験で論文の課題があったので、この本には大変お世話になりました。
【フィードバック】
・なくても意味が伝わるなら、まずは削ってみる。
⇒逆に削ってみて、足りているか考えてみてもいいかも
・文末の無駄な言葉を省く
⇒「必要であると言える」→「必要である」
・表現を統一する
→書いているうちににだんだん表現がかわっていくことって多いですよね。
【総合評価】
★★★★☆