そこに本があるから

なんで本を読むかって?そこに本があるからさ

【文章術】文章を書くヒント/外山滋比古

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文章を書くヒント―名文の秘訣から手紙の作法まで (PHP文庫)/外山 滋比古

¥460

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2011年19冊目

【要約】

「思考の整理学」でベストセラーになった外山滋比古氏の著作

「思考の整理学」では、「ものの考え方」といった抽象的な概念を書いた本であったが、本書は「文章のテクニック」といった具体的な技術を書いた本である。「思考の整理学」でモヤモヤしていた人には、実践的なテクニックが載っているので、一読してみてもいいかも。

と言った感じだが、このテクニック、1980年代に書かれたものなので、ネット社会になった今日では、実践できない部分も多い。普遍的な原理原則もあるが。。

ここでは、文章を鍛えることのススメを書いたⅧ部の「気軽にできる文章修業」を紹介したい

■投書のすすめ

「せっかく書いた文章だ。できればひとに読んでもらいたいと願っても不遜ではない。できることなら、不特定多数の人が読んでくれるようにならないかと思ってもおかしくない。」(P.165)

うーむ、外山氏はアメブロにこうやって、投書ではなく書評ブログを書いてることは賛同してくれるだろうか。

■お手本を読む

「文章を書くことに関心があったら、すぐれた文章を読まなくてはならない(中略)聖書だけを繰り返し読んでいてすぐれた文学者、文章家になった例がキリスト教の国にはいくつもある。」(P.169)

優れた本、歴史的名著も読んでおかなければなりませんね。

【総合評価】

★★★☆☆

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