【仕事術】29歳からの人生戦略ノート/金田博之
今回は他ブログさんとの連動企画に初参加してみます。
本魂!さんの一斉レビュー企画に参加してみました。
今回の書評は↓
¥1,575
2011年35冊目
【要約】
まさに現在29才の私にうってつけの本ではないでしょうか。
本書の著者は、大学卒業後SAPジャパンに就職し、新人賞受賞、副社長補佐と成功を重ね、30歳という若さで部長に抜擢されるという成功者です。著者の成功の原動力になった「人生戦略ノート」の手法が経験とともに記されている本です。
なぜ29歳か?
仕事を始めて、少し落ち着いてきた20代後半世代は、30代を目前に控え、公私ともども変化に富み、期待と不安が入り混じる年齢です。そのような期待、不安、悩みを漠然としか捉えず、いつまでも行動に移さない人がなんと多いことか。そんな人々に「仕事」だけでなく、「自分の人生」にも戦略を立ててみませんかというのが本書。
当の私も、漠然とした悩みだらけです。しかし、これは仕事をするすべての年代の方に通ずる本だと思います。
本書は戦略と言っても、大きな大義名分を作れと言っているわけではありません。
「大きな目標を立てて、逆算で計画を立てる」という戦略ではなく、今目の前に起きていることを「記録」し、次につなげるというコツコツを積み重ねましょうというスタンス。
「人生戦略ノート」のメインとなる手法は「成長ノート」
とにかく1行でいいので、毎日の小さな成功を書いていくこと。
成功と書くと、そんな毎日成功してないと言う人もいるかもしれませんが、ほんの些細な成功でいいのです。
簡単ですよね?私も2,3日前から一行で小さな成功を書いていってます。
とにかく、毎日の結果を評価し、次につなげることで現状把握することの重要性が書かれています。
この本で面白かったのは、PDCAのサイクルではC、Aを重視すること。
Plan(計画)から始めようとすると、なかなか案が浮かばないことが多いが、現状のCheck(評価)から始めると、Action(改善)⇒Plan(計画)につなげやすいということです。
また、「憧れリスト」も実行してみたいと思いました。
「憧れリスト」
「この人のようになりたい」という願望を具体的に持ち、憧れの対象に一歩でも近づくためのヒントを整理することが目的(P.136)
⇒憧れる人はどんな人か、どの点に憧れるか、なぜ憧れるかを小さなことから「記録」していくことで、具体的に自分はどうしていくべきかが見えてきそうな気がします。これは、競合他社の動向を調査する「ベンチマーク」と同じで、自分の人生にもベンチマークの概念を導入せよってことです。私もこれから先輩の尊敬できるところをメモしていこうと思います。
私のような将来が不安なアラサ―の方々には一読の価値ありだと思います。
【総合評価】
★★★★★
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