【時間術】ランチの行列に並んではいけない/中島孝志
【要約】
いかに普通の人間が時間を無駄にしているかを具体的なデータで示していて、
有効活用する方法が書かれている。時間の意識改革をしたい人にはもってこい
の本。ノウハウ本に多いが、だいたい1章に重要なことが書いており、最後の方は
あまり読まなくてもいい内容。
【フィードバック】
■一時間前出社の技術
⇒トラブルなどがあっても、始業前に片づけれることが多い。
■平均的な社会人は通勤時間(片道)44分ぐらいで定年までの35年間続くとで10000時間ぐらいになる。
しかし、普通の社会人は電車で寝ているなど、無駄にしていることが多い
⇒通勤時間を無駄にせず、読書、語学勉強などをしたい。
【総合評価】
★★★★☆
【一言メモ】
■「スティンザー効果」
会議でよく見られる現象で
①以前、議論した相手とは対面して座る
②賛成意見が続くと、反対意見がでる
③議長のリーダーシップが弱いと対面の人と会話し、強いと隣の人と話す
傾向が強いという現象。
■「パレートの法則」(80対20の法則)
19世紀のイタリアの統計学者が発見した有名な法則
ex.) 成果の80%とは、20%の優秀な社員から生み出されている、など。