【自伝】若者のための仕事論/丹羽宇一郎
【要約】
伊藤忠の社長務めた著者が仕事というものに対する自論を展開した本。
ターゲットは、若者(20代)であり、少々辛辣な発言もあるが、説得力があり、学ぶことだらけの本。
心に残るフレーズとしては・・
「入社して10年間はアリのように働きなさい」
「読書は血となり、肉となる」
⇒読書は食事のようなものであり、すぐに実感はないが、気がつくと筋肉になっているということ。
著者は、とにかく若い時は、躊躇することなくなんでもしなさいというのが自論。
全面的に賛成です。がんばります。。。
【フィードバック】
■本気で挑戦し、仕事に一生懸命に取り組む人を、会社は不遇なポストに置いておきはしない。
⇒そうですか、、がんばります。
■「○○君、君は自分の能力を自分で評価しているようだけど、自分の能力は他人が評価するものなんだ、自分で評価しちゃいけないよ」
⇒自分でうまくいったと思っても、他人からあまり反応がよくないってことがよくありますが、それはその人がわかってくれないと思うんじゃなくて、自分の能力がまだまだなんだなって思うべきなんですね。
【総合評価】
★★★★★
【一言メモ】
1つの重大事故の背後には、29の軽い事故があり、その背景には300の「ヒヤリやハッとする出来事がある。
■アメリカ心理学者アルバート・メラビアン
話をするときの印象は、55%がルックスなどの視覚情報、38%は声の張りとか迫力などの聴覚情報、話の中身などの言語情報はわずか7%しかない。