【読書術】レバレッジ・リーディング/本田直之
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【要約】
レバレッジとは「てこ」に意で、小さな努力で大きな成果を出す方法が書かれている。
著者はいろんな本で書いているが、努力は嫌いだ。だから、楽にできるように始めに仕組みを
作ると。。
著者が進める読書法は
①本を読む目的を明確化すること(この本から何を得るか?)
②制限時間を設けること(だらだら読まず、1~2時間で読むこと)
③全体を俯瞰すること(全部読破するのではなく、目次などを見て、全体を見渡す)
④読書開始(重要なとこは熟読、繰り返し表現や重要でないとこは斜め読み)
これでは、本を読んだとは言えないのではないかという人もいると思うが、実際ちゃんと読んだとしても
1か月後に何%覚えているかと問われればほとんど覚えてない人の方が多いと思う。
筆者は全体の16%に重要なことが書かれており、それを理解すれば十分だという。
200Pの本なら32P分理解するばよい計算になる。
確かにその通りだと思うし、あとはそれを記憶にとどめておくために、書き込みや線を引くなどの方が
重要だという。
【フィードバック】
■目的を持って本を選ぶ
⇒なんとなく本を選ぶんじゃなくて、自分には今何が足りないのか、この本からどういうことを得たいのか
をできるだけ明確化して読書していきたいと思います。
■現在の優秀な経営者は経営者になってから本を読んだのではない、無名の時から本を読んで成功し、今もなお読み続けているのだ。
⇒成功する人は本を読んでいるんですね。もっと読みます。
■成功者の自伝を読むことは、汗水をたらし、血のにじむような努力をした他の人の数十年分の試行錯誤の軌跡が、ほんの数時間で理解することができることである。
⇒そう言われると、たしかにそうだと思います。もっと自伝を読みます。松下幸之助とか。
【総合評価】
★★★★★
【一言メモ】
■カラーバス効果
たとえば「今日一日でどれだけ赤色のものを見つけられるか?」と問われると、いかに世の中に赤いものが多いかと気付き、意識しているとそれが、目につくというもの
目的をもつことで、パラパラ読んでいても、知りたいことは自然と目に留まりやすくなると言える。