そこに本があるから

なんで本を読むかって?そこに本があるからさ

【世界遺産】第10回世界遺産検定終了

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みなさま、ご機嫌いかがでしょうか。

ご無沙汰しすぎています。

なぜ更新をこんなにほっておいたか、

「もう読書はあきたんじゃない?」

いえ、そんな訳ではございません。

世界遺産検定のマイスターの勉強をしておりました。

12月11日にやっと試験が終わったので、少しずつ本を読みはじめようと思います。

どうも試験を受けると決意すると、ほかのことが見えなくなってしまって汗汗

 

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【世界遺産】第9回世界遺産検定1級合格発表

さきほど、第9回世界遺産検定1級合格発表の通知が届きました。

封筒の手触り感では何やらカード状の感触が・・!!!

まだ喜ぶには早い。

封筒を開いて恐る恐る結果を見てみると!

「合格」の2文字が!!

$書評ハジメマシタ

認定点134点

私の得点134点

・・・・・・・・・?

ギリギリ??

ギリギリ過ぎてびっくりですが、まぁ合格は合格でしょう。

認定率20.1%なんで5人に1人の合格率です。

そういえば、自己採点結果では、130点でしたが、最後にいろいろ選択肢を変えたので、134点だったようです。

最後の最後でのあがきで合格へといざなわれたのでしょうか。

受験宣言で、なんとかなると大口たたいたんで、落ちるわけにはいかないという必死さが功を奏した結果でしょうか。有言実行できてよかったです。

さらなる高みの「マイスター」も気になるところですが、まずは余韻に浸りたいと思います。

【歴史】ハプスブルク家/江村洋

 

2011年60冊目

 

来月(9月)に長期休暇をいただいて、オーストリア、チェコ、ハンガリー、スロバキアに行ってきます。

そんな状況で、読書好きなら読むでしょう、「ハプスブルク家」

オーストリアやハンガリーに行ってハプスブルク家は避けて通れません。

 

【要約】

中世、近世で有名な貴王朝や貴族はたくさんいました。

フランス-ブルボン朝、イギリス-スチュアート朝、イタリア-メディチ家などなど。

その中でもひときわ有名なのが、ハプスブルク家ではないでしょうか?

13世紀から20世紀初頭まで700年もの間、中欧だけでなく、ヨーロッパ全土にまで覇権を広げたハプスブルク家。

 

そんなハプスブルク家の歴史がよくわかる本です。

と言っても、ハプスブルク家について初心者の方はいきなりこれを読んでもなかなか理解できないと思います。

まずは、以前の記事「【美術】名画で読み解くハプスブルク家12の物語/中野京子」を読んでから、イメージとして理解してから、この本を読めばかなり理解できると思います。

 

西洋史に疎い私は、まだまだ理解できないので、何度か読んで理解してみます。

 

ハプスブルク家が何故ここまでヨーロッパ全土にまで覇権を広げられたのか?

戦争??

そればっかりではありません。

それを端的に表すハプスブルク家に代々言い伝えられる言葉があります。

 

「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」

 

つまり、戦争によって土地を奪うのでなく、政略結婚により土地を広げていくのだということです。

その歴史をひとつひとつ見ていくと、人間ドラマが浮き上がってきます。

 

ハプスブルク家を理解して、来月の旅行につなげていきたいと思います。

【読書術】ニッポンの書評/豊﨑由美

2011年59冊目

【要約】

わたくしのブログは、「書評ハジメマシタ」なんてタイトルですが、書評なんてレベルのもんじゃないですよね。

世間一般的には、読書感想文とした方がいいかもしれません。

 

でも、それはそれでいいんと思います。

 

わたくしのブログは、書評、感想文を書くことが大目的ではなく、数多くの興味ある本を読んで、それを自分の中でまとめて、自分の中に吸収することが目的です。自己満足と言われれば、そうかもしれません。

いうなれば、備忘録のようなものです。

 

 

「書評」とは何ぞや?ってことを改めて役割や成り立ちが考えなおされた本です。

 

著者の主張を引用しながら、考察してみます。

 

(書評と)批評との違い

批評は、対象作品を読んだ後に読むもので、書評は読む前に読むものだということです。(P.12)

書評とは、その本を読んだことがない人に興味を与え、読んでみようという後押しをすることができるものでしょうか。

その分、内容のネタばれ(核心)を書き過ぎるのはよくないと言います。

 

(著者の書評観)

・粗筋紹介も"評"のうち。極端な話、粗筋と引用だけで成り立っている書評があってもいい。

・対象作品の面白さ(もしくはダメさ加減)が伝わる、読んで面白い芸のある内容になっているなら、粗筋紹介がまったくない書評であってもかまわない(P.38)

書評には正しいものはなく、面白く伝わるものがあればいいと言います。

 

 

 

特に、素人の「書評ブログ」を書いているような私に辛辣な言葉を投げかけているのが、第10講です。

第10項

プロの書評と感想文の違い

 

・プロの書評には「背景」個々の本が持っているさまざまな要素を他の本の要素と関連づけ、いわば本の星座のようなものを作り上げる力。それがあるかないかが、書評と感想文の差を決定づける。(P.108)

 

・匿名のブログやAmazonのカスタマーレビュー欄で、なぜ他人様が一生懸命書いた作品をけなす必要があるのでしょうか。卑怯ですよ。他人を批判する時は自分の本当の顔、どころか腹の中まで見せるべきでありましょう。(中略)批判は返り血を浴びる覚悟があって初めて成立するんです。(P.115)

 

・匿名の書評ブログを開設している方は、今後は愛情をもって紹介できることだけをお書きになってはいかがでしょうか(P.117)

 

私のような「読書感想文」ブログを書いている方はどう感じるでしょうか?

 

私もブログの中で、たまに辛辣な表現をすることがあります。

結局のところ、私は「表現の自由」だと思いますが、過剰な表現は確かに控えるべきだとも思います。

 

誰でも書評を書ける時代だからこそ、プロの書評家からすると、素人のレベルの低さ、浅はかさが目に着くのかもしれまんせん。

 

著者の考えに賛成はできませんが、「書評」というものを考えさせられる一冊でした。

著者からすると、私のブログは卑怯なんでしょうね・・・。

【ゴルフ】坂田塾、ゴルフ上達の方程式/本山嗣朗

 

2011年58冊目

【要約】

テレビでも取り上げられ、有名になった坂田塾。

坂田塾がなぜ上田桃子、古閑美保など、名だたるプロゴルファーを育てることができたか。

その秘訣がここに書かれています。

 

 

構成は、

 

第一章

坂田塾の技術

 

第二章

坂田塾の心

 

第三章

坂田塾のシステム

 

純粋にゴルフの技術を学びたい私のような人には、第一章を読むだけでいいかもしれません。

基本的には、子ども用の練習方法が書かれていますが、まだ初心者から脱しない私には、非常に勉強になりました。

早速、今日打ちっぱなしに行って実践してきました。

まずは3カ月ほど実践してみようと思います。

 

ゴルフには興味はないけど、坂田塾の教育、ゴルフを通じた子育ての方法を知りたい方は、第二章、第三章を見るだけでも、充分理解できると思います。

 

今回はゴルフが趣味の私の完全な自己満足になってしまいますが、重要なところを以下に抜粋します。

 

■左手親指と人差し指の間にできるV字を右耳に向ける。

■ショートサム・・左手人差し指から小指の第2、第3関節を曲げたとき、ちょうど親指の頭と人差し指の第2関節の高さがそろうようなグリップ

■両腕をダラリと地面に垂直に垂らす。そこがグリップ位置。

■つま先方向に、両足それぞれのヒザ頭を向ける。

■左腕が地面と平行位置。この時、左腕とシャフトの内角は120°