【仕事術】仕事は段取り八部で決まるんだ!/守谷雄司
¥520
2011年17冊目
文庫本にも手をだしていきます。
【要約】
久々に典型的な仕事術の本を書評。
「仕事上手は段取り上手」
題名からは仕事は事前準備が大事!といった感じだが、内容はそれ以外にも、仕事全般のルールをまとめた内容。
良く言えば、若手社員にはオススメの仕事の原理原則がわかりやすく書かれた本、
悪く言えば、目が覚めるような内容はなく、当たり前のことが書かれた本。
個人的には、自分の仕事に対して、不足している部分を再確認させてくれたいい本だと思います。
内容は、わかりやすく「○○を効率よくするには、6つのポイントがある」などと書かれ、ダラダラした書き方ではなく、ポイントがはっきり書かれていること。
筆者は最後に生きるビジョンとして、以下の自論をもっている
「昨日と同じ今日は後退を意味する。人は向上心を失ったとき、若さと未来を失う。ちょっとの苦労と、ちょっとの努力、できる、やってみる、あきらめない。生涯挑戦、生涯不屈、生涯求道」
なかなかいい言葉である。
以下のフィードバックの項で実践に使えるポイントを挙げておく
【フィードバック】
本番でダッシュがきく準備と手順
①初めから完璧な計画などつくらず、大きなヤマを作り、さあっと切り上げる
②スケジュールは私的な計画から先にうめてしまう
③優先順位で仕事を決める
④上司、同僚、後輩などのスケジュールをそれとなく把握しておくこと
⑤プロジェクトなどの仕事は、目標や納期を細かく設定する
⑥分ければ”わかる”の原則を徹底すること
⑦他人の頭と時間を有効活用する
⑧最後の工程ほど、安心より慎重な態度で取り組む
⑨仕事を受けるときは、指示内容のポイントを把握すること
⑩上司にはそのつど、こまめに報告し、食い違いを未然に防ぐ
⇒⑦部下に一任させることがまだできてないので、だんだんできるようにする
⑩報告はしているつもりだが、もっと回数を増やす
【総合評価】
★★★☆☆